225先物「ハチロク」の裏話~テクニカル的には上昇期待

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

日経平均は2万円台乗せに期待

弊社に2月よりディラーが10人ほど入ってくる。N証券がH証券を買収したためN証券のディーリング部が廃部となりその部ごと弊社が引き受けた為である。中小の証券会社は生き残りをかけて関東地盤と関西地盤が合併するケースが多い。
今回もそのケースであるが真っ先にリストラされるのがディーリング部である。多くのディーラーが契約社員として働いているため会社に都合などで簡単に契約解除できるからである。
ディーリング部の廃部は多くの証券会社で行われており今や「証券ディーラー」という職業が絶滅危惧種状態である。アルゴリズム取引やAI(人工知能)による資金運用が主流になりつつある昨今、人が運用するのは非効率的かもしれない。しかし、ある意味「職人」として素晴らしい運用成績を上げている人がいることも事実。そんな「技」を持っている人たちの職場を簡単に閉鎖しないで欲しい。
さて、相場は、NYダウが2万ドルに乗せをきっかけに反騰、日経平均も2万円台乗せの期待が高まってきた。新値3本足の陽転やMACDも買いシグナルが点灯、パラボリックの陽転などテクニカル的には上昇期待が持てる状態となってきた。
急激な戻りの為、先物で1万9210円から1万9130円、1万8960円から1万8900円と2つの窓を開けているが、25日移動平均線を割らず調整を終えれば更に上昇が期待できよう。
まずは1月4日と5日の1万9640円を抜けてくるかがポイントである。12月末の終値1万9114円も意識されよう。(ハチロク)

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