2番底探しの展開へ【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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大きな利下げ引き出す催促相場も

先週の日経平均は前週末比約2256円安と4週ぶりに週足陰線となった。
米景気のソフトランディングに疑念が出始めたことが高値を更新してた米国株に大きく影響、相場全体が下落した。更に円高も加わり日本株も大きく売られた。
週末に発表された8月米雇用統計では失業率は前月4.2%と市場の予想通りであったが就業者数が市場予想を下回り株式市場は売りで反応した。FRB高官は9月のFOMCで0.25%の金利引き下げを示唆し暴落とはならなかったが市場は更に大きな利下げを引き出す催促相場に入る可能性もある。

今週は9月メジャーSQ週

金曜日のイブニング取引の日経平均先物の引け値は3万5150円、前日比1210円安となっている。週明けは波乱のスタートとなりそうだ。
為替も一時141円台まで入り8月の暴落時と同じ水準まで買われており株価は更なる仕掛け売りも考えられる。
今週は9月メジャーSQ週である。8月の暴落時にプットに絡めて先物を仕掛けてきたのは記憶に新しい。

下値メドは?

今回も買いが少ないとAIが判断すると容赦ない売りが発生する可能性もある。値動きの激しい相場展開が想定される。
下値メドとしは今回の戻り相場の上げ幅約7924円の半値押しの35118円処、節目の35000円が挙げられよう。
売り勢いが止まらなければ上げ幅の62.8%押しの34104円処がターゲットになってきそうだ。
この水準には週足の雲の下限(3万4257円処)もあり意識される水準だろう。

上値メドは?

一方、上値メドは25日移動平均線(3万6947円処)が抵抗ラインとして挙げられよう。
波乱が想定される今週のレンジは3万4200円~3万7000円を想定、2番底探しの展開となりそうだ。

(ハチロク)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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