業績好調も過熱感が出始める【225先物「ハチロク」の裏話】

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週間上昇幅として過去最大

先週の日経平均は前週末比約5230円高と大幅上昇し2週ぶりに反発、週足陽線となった。
週間で5000円以上の上昇は週間上昇幅として過去最大の上昇幅である。
上昇の要因はイランと米国が戦闘終結の覚書へ署名すると伝わり原油価格が3月上旬の水準まで下落したことが大きい。
それにしても日経平均は良く上がる。背景には日経平均採用銘柄のEPSの増加も大きく影響しているだろう。

7万6000円でも割高感ない

5月1日時点では3000円だったEPSは6月19日時点では3822円まで増加している。
発表される企業決算が好調なことが裏付けられている。4月は日経平均はPER約20倍前後まで買われていたが今のEPSに当てはめると7万6000円程度まで買われても割高感はでない。

5月の急落時に似た状況

しかし、日経平均株価はバブル崩壊後の2009年3月10日の最安値(7054円98銭)から10倍(テンバーガー)を記録し達成感もでるところであろう。
チャートでは騰落レシオは96%と過熱感はないものの6日間騰落レシオは122%と5月の急落時に似た状況になってきている。
また、移動平均乖離率では25日移動平均線に対し8.4%、13週移動平均線に対し15.96%と買われ過ぎのゾーンに入ってきている。

6月末に向け上値は次第に重くなる

6月末は多くの年金運用が資産配分の見直しに動くタイミングでもある。リスク回避の継続から「株売り・債券買い」を機械的にしてくる可能性は高く注意が必要である。
企業業績好調から株価上昇の大きなトレンド変化は無いと思われるが今週は6月末に向けて上値は次第に重くなると予想する。
今週のレンジは6万9500円~7万3000円を想定する。

(ハチロク)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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