3期先まで織り込んだ
先週の日経平均は前週末比約1186円安となり2週ぶりに反落、週足陰線となった。
AI関連株が調整に入る中、TOPIXは週初過去最高値を更新しており内需株への循環物色が進でいるようだ。
先週は韓国のサムソン電子株が好決算を発表したにも拘わらず株価が急落したことにより世界的にAI関連株の高値警戒感が意識され一時株価は大きく下落した。
AI関連株は「3期先の利益まで織り込んだ水準」と言われており単なる好決算では売られる状況だ。
16日にTSMCの決算
AI産業革命とも言われる流れはいずれそれに支えられた好景気で中長期的には相場を上昇に牽引していくものと思われるが上昇スピードが速すぎた。
急上昇が一旦とまり今はこの上昇が正しかったのか更に上値が追えるのか検証している状況ともいえよう。
その意味では今週16日発表予定の台湾TSMCの決算は注目されよう。
海外投資家は一旦利益を確定
さらに7月下旬には米メタや米アルファベットなどのハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)の決算が相次ぐ。
これらの企業が追加の投資計画が出てくれば再びAIラリーの復活になる可能性も出てくるが投資減額などネガティブな話が出てくると調整は長引きそうだ。
それらを見極めるため夏季休暇を控える海外投資家は一旦利益を確定する動きとなっているようだ。
もみ合い相場が続く
チャートでは6月22日の高値(7万2831円73銭)を起点に右肩下がりの抵抗ライン(7万0500円処)が上値を抑えている。
このラインを抜けてくれば再び強い上昇波動に入ると思われるが海外投資家の積極的な買いが見られない現状では上がれば短期筋に売られ下がれば中長期の投資家に買われるもみ合い相場が続くと思われる。
今週のレンジは?
もみ合い相場と言っても相場のボラティリティを高めるハイレバレッジのETFの運用残高が増加しており上下の動きが大きい相場は続きそうだ。
今週のレンジは6万7000円~7万0500円を想定する。
(ハチロク)
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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