225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

過熱感を覚ましてからの上昇を期待

2万円まで後1円51銭と迫りながら達成できなかった日経平均。昨年からカウントすると7度目のチャレンジだが抜ききれてない。
フランス大統領選を無難に乗り切りVI指数が9%台まで低下するほど外部環境に不安はないと思われたが達成することはできなかった。
需給的には外国人投資家買いの個人投資家売りの構図になっているが2万円手前では「年金」の売りが上値を抑えていたようである。
高値揉みあいの時にトランプ氏の「ロシアゲート」問題が浮上し売り方にとっては格好の売り材料となった。
1カ月間で約1700円上昇していたためこの調整は当然といえよう。企業業績も好調で今期も会社側の発表で3%程度の増益を見込んでいる。
アナリストの予想は平均で10%増益を見込んでいるが企業側は期初の予想は控えめにする傾向があり今後業績修正も期待できよう。
日経平均のEPS(一株あたり利益)は18日時点で1396円、PERは約14倍である。現状の1万9500円処は割安の状態であろう。
テクニカル的にはこの急落で1万9705円13銭までの「アイランドリバーサル」が出現、早晩この値を埋めないと強い売りシグナルとなる。また、下値では右肩上がりの13週(1万9211円処)26週(1万9168円処)が強い支持線となろう。
MACDは売りシグナルが出現、騰落レシオも140%を超えて調整局面入りを示唆している。
新値3本足は1万9445円70銭以下で陰転するが一旦陰転しその後安値で揉みあい過熱感を覚ましてからの上昇を期待したい。
今週は1万9200円から1万9700円程度のレンジを予想する。(ハチロク)

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