225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

突っ込み買いの吹き値売り」で対処

前週は週央まで高値揉み合いの展開だった日経平均であったが金曜日に踏ん張っていた2万円台を割る展開となった。
欧米の中央銀行がバランスシートの縮小を検討し始めているとの懸念で世界的に株価が下落した。こうなってくるとNY市場は8割の確率で高値から5%調整するという「ヒンデンブルグオーメン」の出現が脳裏をよぎる。
NY市場では100ドル以上の上下を繰り返しボラティリティが上昇してきている。世界的にボラティリティが低かったためボラテリティを売る「セルボラ」が増えていた。
SQ日まで行使価格がアウトオブマネーを維持すれば売りのプレミアムが利益となるため運用収益を確保するためにポジションを組む機関投資家も多かったが、ここにきてVIX指数が急上昇するなどでポジションを解消する動きが活発である。買戻しが更にボラティティを高くしているようだ。日経平均も昼の取引では朝寄ってからの動きは少ないがイブニングでは大きく動いている。日経平均先物のボラティリティも徐々に上昇すると思われる。
オプションの売り、特にプットの売りには細心の注意が必要であろう。
チャート的には25日移動平均線(2万円処)を意識した展開になろう。金曜日の急落によって22日の安値2万110円51銭からの窓が開いた「アイランドリバーサル」の状態である。「開いた窓は埋める」理論から言えばこの窓を早晩埋めにいく可能性は高いがその後は再び調整入りも考えられる。
新値3本足の陰転値(1万9831円82銭)を引け値で割り込むまではやはり「突っ込み買いの吹き値売り」で対処したい。陰転した場合は13週移動平均線(1万9531円処)が次の支持線となる。(ハチロク)

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