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相場格言では「いぬ笑う」だが・・・

 昨年は酉年だけに日経平均も「飛び立つ」年であった。日経平均で約16%の上昇率、10月には過去最高の16日連続上昇を記録し6年連続の上昇となった。
 年初、「7のつく年は注意」といわれていたが杞憂に終わった。
 さて、戌年はどんな年か?相場格言では「いぬ笑う」といわれ上昇が期待されている。
 過去3年の戌年では1982年は4%高、94年は13%高、2006年は7%高といずれも上昇しているが上昇率は小幅高である。年周りとしては順調そうだが楽観は禁物である。

一番の注目は日銀の金融緩和の方向性

 昨年上昇を牽引した主役は外国人投資家である。米国において12月に大幅減税法案が決定し今年から実施される。
 これにより昨年「利益確定」をためらっていた投資家が「売り」を出す可能性は高く米国市場は年初は上値が重い展開が想定される。
 だが一番の注目は日銀の金融緩和の方向性だと思う。昨年、米国が金利を3回引き上げ今年も3回の利上げを示唆している。
 欧州も量的金融緩和の縮小を決め金融緩和政策の方向転換をし始めた。我が国は依然金融緩和政策を継続しているが今年は「出口戦略」を考えないといけないところ。
 「出口戦略」の舵取りを間違えると長期的な調整も考えられる。黒田日銀総裁の発言に内外から注目が集まろう。

1月は調整局面を予想

 1月の相場であるが個人的には調整局面を迎えると予想する。
 チャート的に昨年は右肩上がりの展開であったが戻り高値をとった後は揉み合い相場になり、その後調整をしてそれからさらに高値をとっている。
踊り場を迎えた後の高値取りは一端価格の調整が必要であるということである。2万3000円を明確に抜いてくるには今の状態では勢いがない。
 年初で祝儀的な買いが入り2万3000円にチャレンジしたとしても後場から売られるという11月8日に似た相場が起こる可能性もあろう。

SQに向けて値幅が大きくなる?

 下値は12月15日の2万2440円処、割ってくると2万2000円が意識されるだろう。12日のSQに向けて値幅が大きくなると思う。
 1月前半は「戻り売り」で対処したい。(ハチロク)




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