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為替介入は政治的に難しい

 米国の金利上昇懸念で始まった今回の株価暴落は震源地の米国は冷静さを取り戻し連騰で下落幅の半値を取り返した。
一方、日本株は105円台を伺う円高の影響もあり戻りは鈍い。為替介入をしたい水準であるが米国との政治的に難しい状態である。

下値不安は一旦後退

 日経平均は14日に2万900円の安値を付けたが200日移動平均線で下げ止まった形となり下値不安は一旦後退している。
 チャート的には先物ベースで14日に安値圏で十字線を形成しており安値圏での出現は転換が期待できる。
 また、ストキャストのスロー、ファーストとも10ポイント割れから上昇、先週末の水準を保てば今週にはMACDの買いシグナル発生も期待できる。

戻りのメドは2万2150円処

 チャート的には戻りを示唆している状況である。戻りのメドはボリンジャーバンド△1σの2万1850円処、その上は下げ幅の3分の1戻りの2万2000円処 黄金分割比率の0.382%戻しの2万2150円処であろう。




再度2番底を試す展開

 しかし、本格上昇にはならず戻りを試した後再度2番底を試す展開となろう。今回値幅で約3000円以上下落した暴落相場は過去を見ても必ず2番底を確認する展開となっている。

「前場買いの後場売り」

 現在、日経平均のEPSは1675円、PERで12.8倍と割安感は漂うが本格上昇には為替の円高トレンドの変化が必須条件となってこよう。
今週の戦略としては安く始まった時の「前場買いの後場売り」で対処したい。

(ハチロク)

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