225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

2万1590円の安値を2番底にできるか?

 先週の日経平均は急落後の戻りを試し2万2170円まで2万0900円の安値から1270円戻した。
 この水準は黄金分割比率の0.382%戻しの水準である。その後下落し木曜日には2万1590円まで調整する展開となった。
 2番底探りの展開となっているが1270円戻しの半値押しは2万1535円なのでこの2万1590円の安値を2番底にできるか今週のポイントとなろう。

個人投資家は4週連続で買い越し

 この値を割ってくると0.618%押しの2万1386円処が次の抵抗ラインとなってこよう。
 東証が発表した2月第2週の投資部門別売買動向によると個人投資家は850億円の買い越しとなり4週連続で買い越した。
 第1週の急落過程で過去最高の7458億円の買い越しとなった個人投資家は取り合えず「買い成功」となった。
 一方、外人投資家は362億円の売り越しとなり1週目の6446億円に比べると金額は減ったが6週連続の売り越しとなった。

解消売りが下落相場に拍車

 外人投資家の売りに対し個人投資家が下値を拾う構図になっている。
 また、裁定取引に関わる買い残が大幅に減少している。年初に約3兆4000億円あったのが2月16日時点では1兆5000億円まで減少している。
 やはりこの急落過程で解消売りがかなりでて下落相場に拍車を掛けたようである。

3月のSQに向け買い残増加

 ただ、この買い残の水準は昨年の4月、9月辺りであり当時はその後買い残が増加し相場も上昇してきている。
 今回も3月のSQに向けて買い残の増加が見込まれるだろう。
 今週は揉み合い相場となりそうである。2万2170円の高値を抜けてくると急落過程でできた窓(2万2340円~2万2560円)を埋める方向性が出てくるがそれには外国人投資家が買い越しに転じなければ難しいだろう。

前場買いの後場売り

 下値も底堅さがでてきており今週は2万1500円から2万2200円の範囲で揉み合い相場となると想定する。
 1日の売買代金が今年最低となるなど薄商いが続いているので先物主導の展開となろう。今週も「前場買いの後場売り」が有効だろう。(ハチロク)




相場見通し

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