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週ベースでは続伸
先週の日経平均は米中貿易摩擦の後退を好感し円安・株高のトレンドとなり週ベースでは続伸となった。
ただ、金曜日にはトランプ大統領が中国に対し1000億ドルの制裁関税の追加を検討すると発表し伸び悩む場面もあった。
外国人投資家が上昇を牽引
この上昇を牽引したのはやはり外国人投資家である。東証が5日に発表した3月第4週の投資家別株式売買動向を見ると外国人投資家は12週ぶりに買い越した。
買い越し額は48億円だが長らく続いた日本株売りがどうやら止まったようである。個人は2週ぶりに売り越し、外国人投資家の買いに対し利食い売りを出したようである。
ボリンジャーバンド自体は収斂
今週はSQ週である。3月のSQ値は2万1575円45銭。この2万1500円処は意識される水準であると思われる。
ボリンジャーバンド自体は収斂してきており△2σは2万2017円、▼2σは2万765円。13週移動平均線が2万2100円処であり今週の上値メドは2万2000円と思われる。
調整した場合「窓」は埋める
一方、下値は先週は切り上がりの形で上昇してきたが5日に2万1415円85円から2万1462円10銭の「窓」を開けて上昇してきている。調整した場合この「窓」は埋めると思われるがこの水準は25日移動平均線(2万1392円)と重なる。
この水準で止まらないと▼1σ(2万1080円)水準までの調整になる可能性もあろう。
今週の予想レンジは?
今週の予想レンジは2万1100円から2万2100円。「二日新甫」のSQ週だけに水曜日、木曜日あたりでも大きく動く可能性はあろう。動きには注意したい。(ハチロク)
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