225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

円安が日本株の下値を支える

 先週の日経平均は高値で揉み合いジリ高展開となった。
 米国長期金利が2011年7月以来の3.1%台に乗せてきており米国金利上昇に伴い円安が進み110円台後半まで円安が進んだことも日本株の下値を支えたようである。
 ただ、先週の日経平均の高安は約1%、先々週が1.27%なのでさらに値動きが乏しくなってきている。決算発表が続いていたため、指数よりも個別銘柄の部色意欲が強いためと思われるが日経平均の日中の動きは小さかった。

2万3000円に乗せた時の動きに注意

 東証が発表した5月第2週の投資家別株式売買動向をみると海外勢は1156億円の買い越し、個人投資家は2924億円の売り越しと売買の構図はほぼ変わっていない。今週の相場は円安傾向を背景に基本的にはしっかりした展開を想定する。ターゲットとしては2万3000円台が意識されるが2万3000円に乗せた時の動きに注意したい。

2万3122円45銭を目指すのか、それとも?

 23000円は節目として意識されるが達成感がでる可能性もあり2万3000円に乗せた後、2月2日の窓埋め2万3122円45銭を目指すのか、達成感で売られるのかを注意して見たい。ボリンジャーバンドの△2σは2万3050円処、現在は5日移動平均線に沿った動きとなっており大きく乖離したときは注意が必要である。

SQに向けて売り仕掛けも

 現在のヘッジファンドの売りコストは2万2300円台と見られている。現在の水準であれば大きな評価損を抱えているとみられ6月のSQに向けて売り仕掛けを狙っていると思われる。
 投資者心理的に達成感でるとき、もしくは投資家心理に強気が蔓延したときに仕掛けくるケースが多く今週の動きを注視したい。

押し目買いの拭き値売り

 動きの少ない状況のためオプションのプレミアムは剥げており持ち株の保険としてプットの買いも妙味があると思われる。
相場レンジは2月の窓埋めの2万3130円から安値はこの上昇トレンドの下限ライン2万2650円を想定する。投資戦略は「押し目買いの拭き値売り」で対応したい。

(ハチロク)




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