225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

下げ幅約1550円の0.618%戻しを達成

 先週の日経平均は乱高下した。6日からの3営業日で約650円上昇したが11日にはトランプ大統領が中国に対し追加関税を公表し一時450円下落した。
 その後落ち着きを取り戻し12日には約300円上昇し13日のSQ値では2万2452円35銭と前日比約260円のプラスで決まった。
 この戻りにより6月12日の高値2万3011円57銭から7月5日の安値2万1462円95銭の下げ幅約1550円の0.618%戻し(2万2420円)を達成した。

戻りを演出した「円安」

 この戻りを演出したのが「円安」である。上値抵抗ラインであった111円40銭をあっさり抜き112円後半の推移となっている。為替において円高基調の修正が入り今後しばらくは円安基調になるとの見方から企業業績への期待もあり日本株が買戻しされているようである。
 また、需給面でも空売り比率が3日には47.81%まで上昇、ピークであった3月の50%以来の高さにある。3月の時は50%を付けてから株価はその後約2000円上昇したこともあり5日の2万1500円処は売られすぎ感が漂ったようである。

戻りは一旦達成か?

 騰落レシオも76.26%で割安とされる80%を割って推移しておりこの割安感も買戻しに拍車を掛けたようである。この上昇により日経平均の上値抵抗ラインであった2万2250円処を抜き、一目均衡表の雲の上限2万2440円処も一気に抜いてきた。下げ幅の61.8%戻しも達成し目先の戻りは一旦達成したように思われる。

更なる上値には出来高が必要

2万2250円から2万2500円の売買帯は今年の累積売買で一番多いところである。2万2500円を上回ってくるには出来高が必要になってくるため、米中貿易摩擦が過熱する中で上値を追うには難しいと思われる。
 今週は値固めの動きで上値はボリンジャーバンドの△2σの2万2800円処、下値は75日移動平均線の2万2250円、その下は転換線の2万2000円処となろう。
(ハチロク)




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