225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

日銀会合は波乱なく通過だが・・・

 注目された日銀金融政策決定会合は結果的には大きな波乱にならなかった。
 内容としては現在6兆円買い入れているETFの配分をTOPIX型重視にしていくことと長期金利の誘導を今まで0から0.1%までだったのを0.2%までとするものであった。
 また、フォワードガイダンスを取り入れることにより噂で相場がかく乱されることは無くなりそうである。やはり来年消費税増税を控え大きな政策の変更はやりずらいのであろう。

短期三角持ち合いを抜けるも上昇チャートを崩す

 相場は日銀の発表を受けて緩和基調に大きな変化がないことを受けて買戻しが入り火曜日には2万2678円まで上昇、チャート的には短期三角持ち合いを抜けてきたので上昇に弾みが付いて水曜日には2万2775円まで上昇した。
 しかし、木曜日にはトランプ大統領が中国からの輸入品2000憶ドル相当に対し当初10%としていた関税を25%にすると公表したため、上海指数が大幅下落し、それにつられる形で大幅下落しした。

ヘッジをかけてから休暇に入る投資家が多い

 アノマリー的にみて8月の相場は「陰線が多い」。お盆休みや夏季休暇をとる投資家が多く売買代金は減る傾向にある。その中でポジションを落としたりヘッジをかけてから休暇に入る投資家が多いのが要因なのかもしれない。

15年8月のチャイナショックを想起

 2015年8月のチャイナショックはまだ記憶にあたらしい。人民元切り下げが発端で中国株が暴落、日経平均も2週間で2万600円から1万7700円まで約2週間で下げた。とにかく8月は下がりやすい月なのである。
 チャート的には6日に一目均衡表の雲のねじれが発生する。雲のねじれは相場の変化日として注視されているが、雲のねじれ(2万2410円処)で反発するのか抜けて下値を試すのか注目である。

「突っ込み買いの噴き値売り」

 ボリンジャーバンドのバンド自体は縮小の型である。△2σは2万3040円処、▼1σは2万2190円処である。下がっても下の窓(2万2316円52円~2万2233円52銭)を埋める展開とはなっておらず底堅い展開である。
 今週もトレンドの出にくい週と思われるが「突っ込み買いの噴き値売り」で対応したい。レンジは2万2200円から2万3000円を予想する。(ハチロク)




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