高値奪還前に日柄調整か?【225先物「ハチロク」の裏話】

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞
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4回目の高値更新チャレンジだったが・・・

 先週の日経平均は8日連続で上昇し上昇幅は約670円となった。30日には2万3032円17銭の高値を付けたが5月21日の高値2万3050円39銭には届かなかった。
 4回目の高値更新チャレンジであったが連騰疲れのためか勢いがなかった。日経平均では高値チャレンジであったがTOPIXでみるとまだまだ水準は低い。

日経平均に連動する銘柄だけが集中的に買われる

 TOPIXの直近高値は7月27日の1775.76ポイントであったが現在のTOPIXは約1730ポイントである。相場全体の動きを表すTOPIXの動きは盛り上がっていないということだ。
 それ故にNT倍率も5月21日は12.68倍だったが現在は13.15倍となっており日経平均に連動する銘柄だけが集中的に買われていることがわかる。

「窓」を埋めるかどうかが鍵

 4回目の高値チャレンジが失敗かどうかはこの上昇で形成した「窓」を埋めるかどうかであろう。
 24日(2万2602円24銭)~25日(2万2682円39銭)で「窓」を形成している。この窓を埋めるような下落になれば上昇は一服となろう。
 チャート的には一目均衡表の転換線が2万2540円処に位置しているがこのラインを割ってくるとチャートは崩れることになろう。

「突っ込み買い」で対応

 その際の下値は前回記載した下値抵抗ライン2万2100円前後までは下落する可能性があろう。
「窓」を埋めずに日柄調整の高値取りを期待するが今週には米国が中国の輸入製品の対し2000億ドルの追加関税を発動すると噂されており発動により中国の行動によっては相場にとって波乱要因となろう。
 相場自体は強いと思われるため「突っ込み買い」で対応したい。今週は2万2300円から2万3150円を想定する。

(ハチロク)




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