高値取り後の調整局面【225先物「ハチロク」の裏話】

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞
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後場から売られるパターン

 先週の日経平均は外国人投資家の大量の買いにより2日には2万4448円07銭の高値を付け9月7日の安値(2万2172円)から約1か月で約2276円上昇した。25日移動平均線乖離率が5%を超えたり騰落レシオが130%を超えてくるなど過熱感を示す指標が出てきたため警戒感が蔓延、その後は寄り付きは高く寄り付くが後場から売られるパターンとなった。

ボラティリティの高い展開か?

 木曜日には2万4000円の大台を割り込み金曜日にはNY市場の急落や連休前のポジション調整で短期調整局面入りとなった。
 今週は週末にSQを迎える。9月14日のSQ値は2万3057円94銭であったが今週は上下にふれるボラティリティの高い展開となりそうである。
 下値の目処は今回の上昇幅の0.382%押しの2万3579円処、その下は9月18日の窓の下限(2万3481円53銭)、25日移動平均線の2万3300円処があげられよう。

抵抗ラインは?

 一方、上値メドはボリンジャーバンドの中心値2万3960円、一目均衡表の転換線2万4050円処、5日移動平均線2万4090円処が目先の抵抗ラインとなりそうである。
 また、2日の高値を起点とする上値抵抗ラインは2万4200円処だがこのラインを抜けてくると再度上昇に弾みが付きそうである。

今週は「戻り売り」が出やすい

 ただ、長期に渡り買いシグナルを点灯していたMACDも今週には売りシグナルを点灯しそうで今週は「戻り売り」が出やすい状況だと思われる。
先週は後場からと14時くらいから売りが出てきているケースが多く、その流れが継続されるかも注意してみたい。
(ハチロク)




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