225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

過去の動きは非常に参考になる

 日経平均は先週まで3週間で約3200円下落した。この下落は今年1月からの下落とよく似ている。1月の下落は1月23日に高値(2万4129円34銭)を付けてから一気に下落、2月14日に安値(2万950円15銭)を付けた。
 この期間も3週間、下落幅も約3180円である。25日移動平均線乖離率も当時は8.48%で止まり今回も8.42%まで達した。機械的な売買が市場を支配していることになれば過去の動きは非常に参考になる。

2月の相場はどうだった?

 では、2月の相場はどうであったかというと安値を付けた後揉みあい相場が1週間続きその後27日に戻り高値(2万2502円)を付けた。安値からの半値戻りとなりその後再び安値を試しに行き3月5日に2万937円26銭の安値をつけた。
 今回の下落が2月相場のパターンで動くとすれば今週で目先の底は付けてきそうである。2万1000円割れを試す場面もあろうが揉み合った後その後は戻りも期待できよう。
 ただ、チャートは完全に崩れているので戻りもあくまで売られ過ぎのリバウンドであり半値戻り程度まで戻すと再度2番底探りの展開となっていこう。

2月相場と今回の相場との違いは?

 また、2月相場と今回の相場との違いは為替が動いていないという点である。2月相場では株価の下落とともに為替も1ドル113円台から105円台まで円高になったが今回は為替は112円前後で大きく動いていない。

日経平均は正念場

 従来であれば日経平均の動きと為替の相関関係は高かったが現在は米国10年債の利回りの動きと連動性が高い。現在米国10年債は3.2%前後で推移しているが金利が低下してきて円高になったとき日経平均は正念場を迎えよう。
 いずれにしろ米国の中間選挙が終わるまでは海外発の材料で大きく動く相場は続きそうである。短期売買中心で対処したい。

(ハチロク)




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