225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

10月相場は歴史的な動き

10月相場は歴史的な動きとなった。2日の高値(2万4448円07銭)から26日の安値(2万971円93銭)まで値幅で3477円の動きとなった。
 この動きによりデリバティブ売買高は約4814万枚となり日本の証券先物取引が始まった1985年以来、単月として過去最高を記録した。
 商品の中でも「日経225ミニ」の売買枚数がが約3702万枚と過去最多となったが特徴的なのが夜間取引の売買枚数が急増し取引に占める割合が46.3%とこちらも過去最高となった。

日本の相場は夜に作られる

 それだけ海外市場の動きに敏感に反応して動いていたということだろう。「日本の相場は夜に作られる」と言っても過言ではない状況になっている。
11月相場入りしたが今月も大きく動く月となろう。目先的には10月26日で一旦底を打ちリバウンド相場となろう。騰落レシオが1日には70%と売られ過ぎと言われる状態なるなどテクニカル的にはリバウンド相場入りを示唆する指標が多い。

バークレイズ証券が1日には買い越しに転じる

 また、裁定取引の買い残も最低水準の約1兆円まで減少するなど相場を攪乱する要因は減少してきた。さらに手口的には10月通して先物を大幅に売り越していたバークレイズ証券が1日には買い越しに転じ需給的にも好転が期待できる。
 戻りのメドとしては下げ幅の33%戻しの2万2118円処、38.2%戻しの2万2303円処、半値戻しの2万2700円処が上げられよう。下値メドは転換線の2万1690円処、ボリンジャーバンドの▼1σの2万1350円処が上げられよう。

幻の安値には注意

 ただ、今回の安値は先物では29日に2万790円、30日に2万800円の値を付けている。現在のところ「幻の安値」となっているが経験上、今まで先物で付けた安値はいずれ現物でも付けてきているので注意は必要である。
 今週の6日には米国中間選挙がある。結果がわかるのは日本時間7日(水)の午前中であろう。日本のマーケットが開いている時間帯のため最大の警戒は必要である。(ハチロク)

(ハチロク)




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