225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

大きく下げても翌日にはある程度戻す動き

 先週の日経平均は8日の戻り高値(2万2549円24銭)から13日の安値(2万1484円65銭)まで約1064円下げたが翌日には2万2000円近くまで戻しその後揉み合う展開となった。
 特徴的なのは11月に入ってプラスとマイナスが交互に現れる「鯨幕相場」になっていることである。大きく下げても翌日にはある程度戻す、でもその翌日には再度売られるというパターンである。

方向感がないときに出やすいチャート

 「鯨幕相場」は方向感がないときに出やすいチャートであるが先物の日足を見ても水、木、金と上髭下髭を大きく残す「駒」の形状となっている。この「駒」の出現はやはり相場の強弱感が対立しているときに出現するチャートである。
 ファンダメンタルから言えば日経平均の現在水準はPERで12.26倍とかなり割安に放置されているが、英国のEU離脱問題、米中の貿易戦争問題、原油安問題など相場に影響を与える問題が山積しており投資家が強気になれないのも理解できよう。

終わり値で2万2000円に乗せてくるか?

 今週も戻りは重たそうである。チャート的にみると10月2日の高値2万4480円を起点とする上値抵抗ラインは現在2万2200円処に位置する。先週は2万1900円台に入れば売られる状況であったためにまずは終わり値で2万2000円に乗せてくれば戻り相場は期待できよう。一方、下値は13日の安値(2万1470円)を維持できるかどうかだろう。先週の日足のチャートでは2万1470円の安値を付けた後2万1500円台を割らずに踏ん張っていたが割ってくると2万1000円割れも視野に入ろう。

戻り売りの突っ込み買戻し

 下げに拍車がかかる可能性もあり下げ相場の勢いにも注意は必要である。「鯨幕相場」が続くかどうかはわからないが上記の上値抵抗ラインを抜いてくるまでは「戻り売りの突っ込み買戻し」の戦略がパフォーマンスが良いと思われる。

(ハチロク)




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