225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

荒れる日経平均

 先週の日経平均は荒れた。週初こそG20のを無難に過ごしイベント通過により上昇したが火曜日からは景気の後退サインと見られる米国の長短金利の逆転によりNYダウが大幅下落しその影響で日本株も500円を超える大幅下落となった。
さらに、木曜日には中国通信機器最大手、ファーウェイの幹部がカナダで米国の要請で逮捕されたことが明らかになり米中貿易戦争が激化するのを嫌気して日経平均は一時600円超えの下落となった。先々週7日間の上げ幅を先週は3日間で埋めた形である。

ボラティティの高い相場展開が続く

 全て海外発の材料であるがアジアで最初に開く東京マーケットで動きを試される為動きの激しい相場展開となっている。米中の関税問題やFOMCなど突発的に相場に影響しそうな海外発の材料が控えている為、今後もしばらくはボラティティの高い相場展開が続くと思われる。

抵抗ラインを割ってくると?

チャートでは6日に付けた安値(2万1307円72銭)を維持できるかどうかであろう。この水準はは10月26日の安値(2万971円93銭)からの底値抵抗ラインに位置する。この抵抗ラインを割ってくるといずれ2万1000円割れを試す展開になると思われる。

窓埋めの展開は期待

 現在はボリンジャーバンドの△2σ(2万2609円処)から▼2σ(2万1290円処)まで一気に下落したが▼2σで一旦下げ止まった感がある。下げ過程で窓(2万2033円41銭~2万1979円銭)を空けており窓埋めの展開は期待できよう。
 ただ、この水準は一目均衡表の基準線(2万1971円)、転換線(2万2003円)が位置するため窓埋め後再び下落に転じる可能性もあり終値でしっかり抜けてくるか見極めが必要である。

上値メドは?

 上値メドは2万2300円処を予想する。下値メドは21日の安値(2万1243円38銭)、ボリンジャーバンドの▼2.5σ(2万1080円処)、節目の2万1000円が上げられよう。今週はメジャーSQ週であり仕掛け的な動きが入ってくると思われ十分注意が必要である。(ハチロク)




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