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動きが大きくなる?
先週の日経平均は下がれば買われ上がれば売られる方向感の無い展開となった。
30日のFOMCでFRBが年内利上げ見送りを示唆したことで日経平均もNYダウに連れて上昇、金曜日には1月21日の高値2万892円68銭を更新したが昼からは失速、2万1000円の壁の厚さを見せつけられた。
相場は全体よりも決算発表される企業の個別物色が強まり全体としてのボリュームに欠ける展開であった。
チャート的に見ると今週はどちらかに大きく動いてきそうである。三角持ち合いの終焉を水曜日、木曜日辺りに迎えるが2月のSQとも重なってくるため動きが大きくなりそうである。
2万1000円を超えてくる場面も
また、ボリンジャーバンドでも△2σと▼2σのバンド幅が約430円程度と小さくなっており一旦はボラティティが高くなる可能性もある。
日足の一目均衡表では雲の下限が火曜日には2万1000円処まで下がり水曜日には2万800円処まで下がるため動きが出てきそうである。
MACDは買いシグナル継続、RSIも50%台で過熱感はない。きっかけ次第では2万1000円を超えてくる場面も期待できよう。
高値での十字足には注意
ただ、金曜日の日足のチャートが戻り高値での十字足のような形になってきており注意は必要である。
金曜日の高値2万929円63銭を抜いてくれば弾みが付き2万1000円を固める動きとなり12月17日の窓埋め(2万1363円67銭)を目指す展開となろう。
抜けてこない場合は一目均衡表の雲の下限に沿う形で25日移動平均線(2万340円処)を試す動きとなろう。(ハチロク)
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