225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

~SQ週は一方通行になりやすい~
1日の消費増税先送りの正式発表を受けて日経平均先物は下落で反応した。
5月24日から5月31日まで6日間で850円上昇したがその後3日間で820円下落し上げを帳消しにした形である。経済対策が一緒に発表にならなかった為、ロングで買っていた海外年金筋が一旦売りを出したようである。
結局1万6000円から1万7000円のボックス相場に戻ってきたということだ。
ゴールドマンサックスのレポートによると「今年度は国内機関投資家の潜在的買い余力は最大23兆円にのぼる」としているが、内訳は企業の自社株買いが7兆円、公的年金9兆円、日銀が7兆円で東証の時価総額の5%に値する。
しかし、これらの資金は下がったら買うスタンスなので相場の底支えにはなるが上値を取ることはない。上値を買ったくれるのは海外投資家しかいない状態なのである。
日経平均ボリンジャーバンドはプラス2σ(1万7301円)とマイナス2σ(1万6051円)ラインが急激に収斂してきており現在はプラス1σ(1万6989円)を越えれば売り、マイナス1σ(16364円)に近づけば買いのスタンスがよさそうである。
今月中央の米FOMCや日銀金融政策会合を控え仕掛けにくい相場であるが10日はメジャーSQ。SQ週は一方通行になりやすいので注意が必要である。(ハチロク)

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