225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

雲の下限を割ってくる状態

 先週の日経平均は上値の重たさを感じさせる相場展開となった。
 NY市場が続伸する中、為替も1ドル110円まで円安の方向に動いており5日には2万981円23銭まで上昇する場面もあったが2万1000円の壁は厚かった。
 チャート的には以前から指摘していた昨年10月2日の高値を起点とする上値抵抗ラインできっちり跳ね返された形である。
 一目均衡表の雲の薄いところを狙って上昇する期待はあったのだが雲の上限を抜けないばかりか金曜日には雲の下限を割ってくる状態となってきている。

世界景気減速懸念が再浮上

 米中通商協議の期待高まりが背景にあった上昇であったが「両首脳の会談は交渉期限である3月1日まで行われる可能性は低い」との報道を受け改めて米中対立の早期解決は見込めないとの見方から週末には売られた。また、英国のEU離脱問題でも解決案が未だ不透明。さらに欧州でもEUの欧州委員会が2019年の実質経済成長率の見通しを大幅に下方修正するなど世界景気減速懸念が再浮上してきている。

揉み合い相場の展開か?

 今週は揉み合い相場の展開となりそうである。現在、ボリンジャーバンドのバンドは収斂の動きにあり△2σは2万955円処、▼2σは2万335円処、▼3σは2万180円処である。また、12月26日の安値1万8948円58銭から2月5日の2万981円23銭の上昇幅は約2032円、この0.382%押しは2万205円処、一目均衡表の基準線は2万111円と2万100円から2万200円には堅い下値抵抗ラインが見て取れる。

押し目買いも期待

 大きな外部要因がない限りはこの水準で押し目買いは期待できよう。ただ、この水準を明確に割ってくるようだと2番底探りの展開になろう。
 戻りは25日移動平均線(2万530円処)、窓埋めの2万665円51銭、上値抵抗ラインの2万800円処となろう。(ハチロク)

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