225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

米中貿易協議延長なら大きな影響はない

 先週の日経平均は薄商いの中、米中貿易交渉の進展期待に下支えされ続伸、週初より窓を開けて上昇し一時2万1500円の節目を回復した。
 21日より貿易協議が行われているがこの原稿を執筆しているときにはまだ結果はわからない。相場は今回の協議ですべてが解決するのではなく60日の協議延長を見通しているようである。この線で動くなら相場には大きな影響はないと思われる。

ローン担保証券は頭の片隅に

 米国市場が戻りを試す展開となっているうちは日本市場も連れ高の状況となるが英国のEU離脱問題やEU全体の景気減速問題、さらに最近注目されつつある第2のサブプライムローンといわれるローン担保証券(CLO)問題など相場にマイナスに働く要因が顕著化し始めていることは頭の片隅においておきたい。今週はチャート的には上値の重たい展開を想定する。

出来高の増加が必要

 日経平均は拡大するボリンジャーバンドの△2σに沿っての上昇となったが2万1500円の節目を回復したことにより目先の達成感がでた。2万1700円処は昨年10月からの下落の半値戻り水準であり週足の一目均衡表の雲の下限、並びに基準線の水準でもある。また、下落する26週移動平均線もこの水準に位置しこのラインを抜いてくるには出来高の増加が必要になろう。
 明確に抜いてくることになれば雲の上限である2万2000円を目指す展開となろう。

「突っ込み買いの噴き値売り」

 先週の上昇は安値切り上げ型で上昇してきており目先は21日の安値2万1318円74銭を割ってくると調整感が漂う。その場合下値はボリンジャーバンド△1σの2万1240円処、週初の窓埋めの2万1051円51銭が下値メドと上げられよう。
 2万1000円割れの水準では日足の転換線や25日移動平均線がありこの位置が下値抵抗ラインとして機能してこよう。今週は「突っ込み買いの噴き値売り」で対処したい。(ハチロク)

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