225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

中国の米債売りに思惑

 先週の日経平均は一旦は米中貿易摩擦の影響を株価は織り込んだかのように見えたが、ファーウェイの問題ひとつとっても次々と取引を停止する企業や業績の下方修正が伝えられマイナス材料満載に投資家の買い意欲は削がれたようである。
 中国側はまだ米国に対し本格的な制裁はしていないが米政府のデーターによると中国は3月に米国債を約200憶ドル売り越したようだ。この規模は2年以上なかった規模だけに思惑を呼び相場に警戒感を高めよう。
 可能性は低いが中国が米国債の売却で対抗措置をとるとすれば債券市場は大荒れになり相場は大暴落となろう。投資家はそういうリスクまで警戒し始めるかもしれない。

下値メドは?

 相場は20日に2万1430円06銭の戻り高値を付けた後は5日線を意識した揉み合う展開となったが結局週末に2万1000円を割り込み売り優勢の展開となった。今週は積極的な買い手不在で2番底探しの展開となろう。下値メドは14日の2万751円45銭だがその下は上昇幅の0.382%押しの2万680円、節目の2万500円、50%押しの2万155円が抵抗ラインとなってこよう。

個別材料株に資金は向かう?

 下がりすぎると10月からの消費税引き上げに影響すると考えられETF等で買い支えの意向が働くと思われるので大きな下落は基本的にはないと思う。
 戻りのメドは一目均衡表の転換線の2万1090円、5日線、窓埋めの2万1266円、戻り高値の2万1430円処が上値抵抗ラインとして意識されそうだ。
 10連休後からの下落であり個人投資家はまだ買い余力は十分あると思われるが動きが読みずらい指数というより個別材料株の方へ資金は向っていると思われ暫くは短期勝負の売買が良さそうである。

(ハチロク)




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