225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

日銀のETF保有残高

 日銀のETFの保有残高が3月末で24兆円を越えてきた。2010年12月より買い入れ、昨年3月末に比べ評価益は1兆2236億円少ない3兆9124億円となった。昨年の3月末の日経平均は21454円30銭で今年の3月末は21205円81銭。水準は変わっていないが評価益が減ったのは平均取得価格が上昇したからだ。推計で昨年3月末は日経平均ベースで1万6971円であったが今年の3月末には1万7851円となり5月末には117959円になっていると思われる。

いつまでも買い続けるわけにはいかない

 買い手が不在のなか、日銀のETF買いが下値の買い安心感を誘っているが日銀もいつまでも買い続けるわけにはいかない。出口戦略を間違えると「株安、円安、債券安」のトリプル安の事態に見舞われる可能性もある。株価を日銀に頼るのではなく企業収益がいい間に企業価値を高める自社株買いなどの株価を意識した経営戦略をもっと推し進めてもらいたいものだ。

2万220円が抵抗ライン

 株価は金曜日に直近の安値を下回り2万0672円29銭(5月31日前場時点)まで下落した。位置的には上昇幅の0.5%押し(210655円処)、ボリンジャーバンドの▼2σ(2万0632円処)であり止まりやすい水準である。今週は上値は重たいものの下値も堅い展開となろう。上値は転換線の2万1030円処、窓埋めの2万1180円処、雲の下限の2万1330円処。上値トレンドラインは2万1200処に位置する。
 下値は▼3σ(2万310円処)、上昇幅の0.628%押しの2万220円が抵抗ラインとなろう。
(ハチロク)

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