225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

100%利下げを織り込む

 先週の日経平均は週末のG20を控え様子見モードの展開となった。執筆時ではまだ注目の米中首脳会談の結果はわからないが週初はこの結果が大きく影響しよう。今週から7月相場入り。月末(30日~31日)にはFOMCがあり米国金利先物市場では100%利下げがあるとしてかなり織り込んだ水準となっている。

短期的な「バブル」を誘発する可能性も

 その後、何回の利下げの可能性を示唆されるかが注目される。過去に今回行う「予防的利下げ」は過熱相場を招いていたとの指摘もある。確かに、95年7月からと98年9月からの予防的利下げの時は株価の下落を止めその後の株高に繋がった。日本株もつられ上昇したが利上げに転じた時から日本株だけ相場が崩れたという経緯がある。今回も短期的な「バブル」を誘発する可能性もあり相場の動きを注意深く見ておきたい。

仕掛け的な売りは乏しい

 日経平均は底固い展開となってきている。為替が106円台に入っても2万1000円を割れることなくこの水準では買いが入ってきているようだ。株高続く海外マーケットを背景に仕掛け的な売りも乏しいようだ。チャート的には一目均衡表の雲の下限(2万1313円処)に上値を抑えられている形となっている。この値を明確に抜けてくると21日の高値(2万1497円82銭)、雲の上限(2万1557円処)、週足の雲の上限(2万1698円処)が次の上値メドとなろう。下値メドとしては節目の2万1000円、その下は7日の窓埋め2万907円77銭、今回の戻り幅の68.2%押しの2万674円が支持ラインとして挙げられよう。

(ハチロク)




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