ハチロク225先物OP|証券市場新聞

昨年のような暴落の可能性は低い

先週の日経平均は週ベースで約60円高となった。週初に高値チャレンジをしたがISM製造業指数の下振れでその後失速、戻り高値から約500円下げ「昨年の12月相場の再来か」と思われたが米中協議への期待から買戻しが入り波乱の展開とはならなかった。
 ISM製造業指数は米国の株価に大きく影響を与えるが昨年はその指数が本格的に下落する直前であったのに対し今は既に低迷しており底を探る状況なので置かれている環境は違う。
 さらに、金利も昨年はピークを迎えていなかったが今年は既に引き下げで調整しているなど昨年とは違う状況である為、同じような暴落の可能性は低いと思われる。

大きく動く材料が満載

 しかし、今週は株価が大きく動く材料が満載である。15日に期限を迎える「第4弾の追加関税」発動でせめぎ合いが続いているが期限ぎりぎりまで進展がなければ上値は相当重たくなってこよう。
 「米中協議は来年に延期されるがそれまで追加関税も見送る」が現在の市場コンセンサスだがそうなれば目先的には株価にはプラスに働こう。
また、12日には英国議会選挙でブレグジットの帰趨が決まる。米中問題の陰で関心度は低いがこの結果を踏まえて仕掛け的な売買が行われる可能性も高く要注目だ。

相場の急変に注意しなが短期順張り

 さらに、11日のFOMCなど相場に影響しそうなイベントが目白押しだ。今週はメジャーSQ週である為、これらをきっかけに相場は大きく動く可能性は大きい。
 チャート的にはボリンジャーバンドは△2σ(22567円処)、-2σ(23046円処)とも横ばいになってきておりBOX相場を示唆してきているが今週はSQ週の為動きが大きく+3σ(2万3700円処)から▼3σ(2万2916円処)のレンジで動くこともあろう。
 特に下落は値幅が大きくなりやすいため2万3000円割れの展開では上昇トレンドラインの2万2500円近辺まで動く可能性もあろう。相場の急変に注意しながら流れに乗る短期順張りで勝負したい。

(ハチロク)




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