225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

~8月19日前後が転換期~
「期待で買って現実で売る」まさに相場の格言通りの動きとなった相場であった。
7月末の日銀金融決定会合前までは期待もあり買い進まれたが8月に入り経済対策も発表されると一気に失速、木曜日には1万5880円まで売り込まれる状態であった。
決定会合ではETFの買い入れを約倍増の6兆円としているが今までの買い入れ分約2兆円を差し引くと残高は約4兆円であり、これを年末までに使い切るとすると1週間に1000億円分ETFを購入し続けなければなければならないようである。
金額的に考えると相当な買い余力と思われるが実際は下値不安が減少しただけで上値を追う主体とはなりづらく、その結果、ETFの買いが出動する前場の安い日に後場から値を戻すパターンが増えることであろう。
政府が大規模な経済対策を発表するので日銀としても何か材料を出さなくてはいけない状態で出した内容だったと思う。逆に市場には「日銀にはもう手がない」と思われたのかもしれない。
相場は日銀追加金融緩和期待で買われた7月21日の1万6938円を高値に調整を続けている。今年の相場の周期は約20日で高値や安値のピークを作るリズムになってきており、このパターンでいくと8月19日前後に次の転換期を迎えやすい。
ちょうどお盆休みで機関投資家も長期休暇をとる方も多く、商いが閑散となる週ではあるがアノマリーから言っても動きやすい週である。海外発の為替を絡めた仕掛けには十分注意が必要である。(ハチロク)

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