ハチロク225先物OP|証券市場新聞

具体的してきたコロナによる企業への影響

 先週の日経平均は前週比▼141円(0.7%)と3週間ぶりに下落。11日には経済活動の再開期待から2万0534円88銭まで上昇したがその後は韓国や中国で広がる感染第2波への警戒感から利益確定の売りがでて下落した。
 週末には東証1部のレナウンが倒産するなど懸念されていたコロナによる企業への影響が具体的に出始めてきたため今週は警戒感が強まろう。

「レポ取引」の返済期限

 また、米国では4月下旬から5月上旬にかけて断続的に実施されていた債権と資金を一定期間交換する「レポ取引」の返済期限が18日よりやってくる。実施6回で約320兆円を市中に供給しており金融不安を抑える効果はあったが今後期限ごとに返済の為の換金売りも出やすくなると見られており注意は必要である。更にここにきてトランプ氏は中国に対し強固な姿勢を露にしており米中関係の悪化がさらに景気減速を長引かせる可能性もでてきた。

テレワークが相場の動きに影響

 ここまで先行き不透明であれば相場はもっと下落してもおかしくはないと思われるが実際は半値戻りを達成している。各国がコロナ対策で形振り構わず大盤振る舞いをしているからとは思われるが個人的には大きく相場を傾ける主体がいないからだと思われる。
 現在各国でテレワークが進み証券会社のディーラーやトレーダーたちも在宅勤務が多い。その影響で大きなポジションが取れないので仕掛け的な売りが少なくインデックスの自動売買が主流になって薄商いが続いているように思われる。

経済の実態に合った2番底探り

 彼らが職場でちゃんと仕事ができるくらい経済活動が再開されると相場も大きく動いてくると思われる。それまではこの半値戻りの水準で揉み合う展開となろう。
 ただ、経済活動が本格化するということは色んな「傷」も判明してくるわけでそこから経済の実態に合った2番底探りが始まる可能性もあると思われる。

上値の重い展開を想定

 今週の上値抵抗ラインは5日線(2万0195円処)、雲の上限(2万0219円処)、11日の高値(2万0534円)、75日移動平均線(2万0576円)が上げられよう。
 下値抵抗ラインは25日移動平均線(1万9661円処)、7日安値(1万9448円処)、基準線(1万9168円処)。上値の重い展開を想定する。

(ハチロク)




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