6月SQ値を意識する週【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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外人売りを個人と年金が買う

 先週の日経平均は前週比約205円安となった。
米国を中心に新型コロナウィルスの拡大が止まらず日本でも新規感染者が再び200人以上となってきておりだんだんと積極的な買い手がいない状況となっている。
 投資主体者別売買動向でも6月の第4週まで海外投資家は3週連続で売り越しておりそれを年金や個人投資家が買うという構図となっているようだ。
 ただ、先週はマザーズ指数の急落が示すように国内の新規感染者数急増を受けて個人投資家も慎重になり始めているように思われる。

三角持ち合いをどっちかに離れてくる?

 先物の手口を見ても大きくポジションを傾てけいるところは見向けられず今週も上値の重い展開となると予想する。
 チャート的には6月9日を高値とする上値抵抗ランと15日を安値をとする下値抵抗ラインの三角持ち合いを今週はどっちかに離れてきそうな状態である。

売り仕掛けには注意が必要

 今週は7月物のSQ週であるが2万2000円を割り込むと買いが入ってきているようで6月のSQ値(2万2071円46銭)を意識したSQ週となりそうである。
 ただ、週末のにはETFの分配金のための換金売りが約7000憶円あるといわれておりそれを利用した売り仕掛けには注意が必要である。

予想レンジは?

 週末の株価は辛うじて5日線(2万2171円)を上回っているが先週は25日移動平均線(2万2451円)が上値抵抗ラインとして機能していた。
 上昇に弾みをつけるには転換線(2万2331円処)を抜け、25日移動平均線を明確に抜けてくることが必要であろう。
一方、下値は2万2000円処、その下は200日移動平均線(2万1880円処)が機能しよう。これを割れてくると6月15日の安値(2万1530円95銭)を試す展開が想定される。
 予想レンジは2万1500円~2万1800円を想定する。

(ハチロク)




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