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野菜の高騰がジワリと生活を圧迫している。

野菜高騰の発端はベト病が流行しているタマネギで、全国2位の生産量を誇る佐賀県産が壊滅的な被害にあっている。これに続き台風10号などの影響で北海道の農業が大きな被害を受け、タマネギに加えてジャガイモ、ニンジンなどの収穫量激減が更なる高騰につながっている。原料のジャガイモの収穫遅れにより、カルビー(2229)は5日発売予定だった「ア・ラ・ポテト」2品を10月3日に、12日発売予定のコンビニエンスストア限定の2品を10月10日にそれぞれ延期することが伝えられているが、カルビーのように製品の減産や販売延期の動きが拡がる可能性がある。加えてタマネギやジャガイモが不可欠なカレーライスなどの調理に影響をもたらしている。外食チェーンも今後は原料高が利益を圧迫する可能性ありそうだ。

野菜の高騰が深刻化するなかで、野菜の鮮度維持や長期保存できる冷凍野菜などの重要性が高まるかも知れない。この日、215円高の3365円まで買われた福島工業(6420)は食品・業務用冷凍冷蔵庫の国内大手でショーケースでは2位を誇る。食品スーパーや食品製造現場では高性能な機種へのニーズが今後高まるかも知れない。加えて気候変動に左右されない野菜工場も再び脚光を浴びそうだ。

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