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邦画では長らく大ヒット作が登場していなかったが、東宝(9602)が「シン・ゴジラ」と「君の名は。」で連続ホームランを放ったことが話題になった。
「シン・ゴジラ」については東宝の看板シリーズであるうえ新世紀エヴァンゲリオンを手掛けた庵野秀明氏の監督で大ヒットが予想されていたが、期待以上だったのは新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」だろう。既に公開から10日で観客動員290万人、興行収入38億円を突破したことが伝えられているが、これは公開9日時点で動員220万人、興行収入28億円だった2013年公開のスタジオジブリ宮崎駿監督の「風立ちぬ」を超える成績。アニメ映画のヒットといえばスタジオジブリが定番だっただけに、宮崎駿監督が長編映画からの引退を表明した現在では、新海誠監督の活躍は日本のアニメ界にとって明るい話題だろう。

一方、ライバルともいえる東映(9605)のアニメは「ドラゴンボール」と「ワンピース」が岩盤の人気。ただ、長期視野でみると2大看板に次ぐヒット作の登場が待たれる。世代交代はどの業界も大きな課題。今回の「君の名は。」の成功はその意味でも明るい話題だ。

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