ワクチン関連は現実買い【話題のテーマと狙える銘柄】

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ワクチン接種は感染対策の決め手

新型コロナウイルスの感染拡大が更に深刻化するなかで、国内でのワクチン接種に向けて急ピッチで動きが進んでいる。すでにアメリカの製薬大手ファイザーは厚生労働省に承認を求める申請をしており、政府は「感染対策の決め手」と位置づけ最優先に審査を進め、2月下旬にも接種を開始すべく体制整備を急いでいる。これを受けてワクチン接種に関連する銘柄がマーケットでもクローズアップされており、今後はこれら銘柄が期待から現実買いに移行することになりそうだ。

ワクチンの早期認可へ

再度の緊急事態宣言でも感染拡大に歯止めがかかる兆候は見られず、菅政権は、ワクチン接種を一刻も早く行なうべく、新型コロナウイルスのワクチン接種の担当として、河野太郎規制改革担当相を任命、官邸主導でワクチンの早期認可へ向けて動きだしている。すでに政府は、欧米の製薬会社3社と、計2億9000万回分の供給を受ける契約などを結んでおり、まずはファイザーとBioNTechが共同開発したmRNAワクチン候補BNT162b2の承認を急ぐ考え。

低温輸送保管が鍵

このワクチンは製造後、病院などの施設に届けるまでの間、基本的にセ氏マイナス70度以下の温度を維持しなければならないとしており、数分でマイナス80度の超低温に到達する機能を持つ「フリーピストン・スターリングクーラー(FPSC)」と呼ばれる保冷庫を手掛けるツインバード工業(6897)が脚光を浴びている。このディープフリーザー用の温度ロガーを神栄(3004)の子会社「神栄テクノロジー」が手掛けており、生産体制増強を進めている。

国内産ワクチンは?

一方、国内産ワクチンで開発が先行しているのがアンジェス(4563)のDNAワクチン。第2段階の治験では500人の健康な成人を対象に関西と関東の合計8施設で実施しており、最終段階の治験では合計数万人規模で行う見通し。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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