決算発表は終盤戦へ【話題のテーマと狙える銘柄】

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中小型の期待銘柄を探る

3月決算企業の第3四半期発表は中盤戦を経て終盤戦に突入する。先陣を切って発表した電子部品を中心とする主力企業については、個々の企業で状況は異なるものの、概ね市場の期待に沿う好決算となった企業が多い。一方、これから発表される企業については、中小型株が多く、それらは新型コロナウイルスの感染拡大の影響を大きく受ける企業が存在する一方、巣篭りやテレワークで成長している企業も存在する。それ故に決算発表後に見直される銘柄を選別できそうだ。

内需系の中小型が多い

米国ではアップルの20年10~12月期決算は売上高で前年同期比21%増の1114億3900万ドルと大幅な増益となり、東京市場でも日本電産(6594)や日東電工(6988)が上方修正を行うなど電子部品やその周辺、自動車部品で好決算が相次いでいる。一方、これから発表を行う企業は内需系の中小型が多く、その中では巣篭りやテレワークなど新型コロナウイルスの感染拡大が追い風となって成長する企業が選別されることになりそうだ。

テレワークや関連需要が追い風

6月期の第2四半期発表を8日に行う物語コーポレーション(3097)は苦戦相次ぐ外食では異色の存在で、来客数は当初想定よりも早いペースで回復し通期予想を上方修正している。換気を徹底している焼肉業態は、来客数減の影響は受け難く、足元の緊急事態宣言下の動向が確認されれば業績面での見直しは更に進む可能性がある。同じく8日発表のインターネットイニシアティブ(3774)はテレワーク関連需要が追い風となり好採算の法人向けネット接続やセキュリティが想定超で推移している。新型コロナの絡みでは10日発表のイナリサーチ(2176)は受託試験が高稼働となっている。9月期の第1四半期を発表するチェンジ(3962)は自治体向けITサービスの拡大に注目。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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