権利配当取りで狙う【話題のテーマと狙える銘柄】

話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞
目次

コロナ下で銘柄を選別

名実ともに3月相場に突入し、年度末に絡む権利配当取りを意識した動きになる。例年とは異なり、今年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い優待に手厚い外食産業で収益悪化を余儀なくされた企業が多く、配当優待狙いを行ううえでは、足元の業績と来期以降の回復動向を注視する必要がある。一方、巣篭り需要で好調な企業は、株価の位置が高く、権利配当落ち後はスピード調整になる懸念もあることから、株価水準と今後の業績動向を踏まえた銘柄選別がより重視されよう。

権利付き最終日は29日

3月は権利付き最終日が29日、権利落ち日が30日、31日が権利確定日になることから、29日までに買って、30日まで保有すると権利が確定する。緊急事態宣言下で新規感染者が減少傾向になる中で、投資を行ううでは業績悪化を余儀なくされた企業でも来期以降の回復が期待できる銘柄の底値を狙うのも一法。そのような中でリースを始め生保、不動産など多角化を行うオリックス(8591)は期末41円で年76円配当を維持、100株以上一律で商品1点を選べる「ふるさと優待」は、山口県の真ふぐ詰合せなど内容が充実しており、3年以上保有で内容がアップする。

ヤマダHDや日清食品HDなど

テレワーク需要でPCやAVが好調で今期96.2%の大幅営業増益を見込むヤマダホールディングス(9831)は10円期末一括配当で株主優待券は今期より保有期間に応じて手厚く配布する内容に変更した。巣篭りによる内食需要で業績好調の日清食品ホールディングス(2897)は3000円相当の自社グループ商品、5000円相当の自社グループ商品を贈呈する伊藤ハム米久ホールディングス(2296)、自社運営の物販サービスから3000円相当の「全国47都道府県のグルメ品(カタログギフト)」を贈呈するKDDI(9433)なども妙味がありそうだ。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄

限定銘柄情報が満載!「株式市場新聞 公式メールマガジン」

購読会員限定コンテンツ

Pocket

話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次