衆院解散時期に熱い視線【話題のテーマと狙える銘柄】

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3つの補欠選を注視

新年度での国内の最大の関心事は第4波に突入したと言われる新型コロナウイルスの感染拡大抑制による経済活動正常化と10月21日に任期満了を迎える衆議院議員選挙の実施時期の動向。その衆院選を占ううえで注目されるのが4月25日に行われる3つの補欠選挙の動向。衆院は北海道第二区、参院は長野と広島で補欠選挙が実施されるが、その結果次第では政局が大きく流動化する可能性があり、マーケットにも少なからず影響を与えることになりそうだ。

 

9月末に任期満了となる自民党総裁の続投を含めて議論が高まる

菅政権の支持率は直近では下げ止まっているものの、相次ぐ不祥事を受けて、年明け以降は山形県知事選、宮古島市長選、東京都千代田区長選、北九州市議会選挙、大分県市議会選挙、千葉県知事選の全てで自民党は惨敗しており、4月実施の補欠選挙で全敗となれば、9月末に任期満了となる自民党総裁の続投を含めて議論が高まる可能性がある。衆院選については東京五輪(7月23日~8月8日)とパラリンピック(8月24日~9月4日)開催中の実施は不可能と思われるため、実施時期が限られる。

支持率を回復させることが急務

現状では通常国会終了後、7月22日に任期満了となる東京都議とのダブル選か、五輪後の総裁選後に解散するかしか選択肢は限られるだろう。しかも任期満了まで2か月を切ってからの解散では2009年に麻生政権で惨敗、民主党政権が誕生した経緯があるだけに党内では否定的な意見がでるかもしれない。
菅政権は、この苦い経験を踏まえて、4月16日に予定されている日米首脳会談を成功させ、補欠選挙で勝利。その先は、ワクチン接種加速による感染抑制と新たな経済対策で支持率を回復させることが急務となる。
個別ではイムラ封筒(3955)やパイプドHD(3919)、イーガーディアン(6050)などの選挙関連に改めて注目。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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