話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を運営するユー・エス・ジェイが、東京証券取引所に株式の上場を検討していることが報じられた。
USJについては元々、大阪市が過半数以上を出資する第三セクターの会社だったが、その後、2007年に東証マザーズに上場、2009年に米金融大手のゴールドマン・サックス(GS)グループが株式公開買い付けをして上場を廃止した。再上場が何度が取り沙汰されていたが、米メディア大手のコムキャストがGSグループなどから株式の51%を買い取り、傘下に収めたため、上場を断念した経緯がある。そのような中、今回、コムキャスト傘下での経営体制が安定したことから再上場に踏み切るようだ。早ければ年内に上場を申請、時価総額は数千億円規模になると伝えられていることから、実現すればLINEやJR九州を超えるIPO人気になることが予想される。
USJの再上場となれば、パーク前でホテルを運営する京阪ホールディングス(9045)や近鉄グループホールディングス(9041)、パートナーホテルであるロイヤルホテル(9713)が関連銘柄として再度話題になろう。加えて、注目されるのがUSJと同じ此花区で大阪府が2025年の誘致を目指す国際博覧会の会場候補地について、夢洲に集約する動きがあること。府・市が誘致するカジノを含むIR(統合型リゾート)用地も生み出せるとの話もあり、USJの再上場を契機に大阪市の此花区に絡む企業全般に話題が波及する可能性がある。

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