マーケットの話題~IPO活況も上場後には明暗も

話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞

今週はチェンジ(3962)が公開価格1200円の2.49倍になる2999円で初値、シルバーエッグ・テクノロジー(3961)が公開価格900円の2.91倍となる2622円で初値が生まれ共に初値が上場2日目で形成されるという好スタートをきった。1部の主力株が軟調になるなかで、需給面での不安がないIPOに人気が集中している格好だ。
両銘柄の人気に刺激されてか26日に上場したバリューデザイン(3960)もこの日は一時前日比475円高の4275円まで買われている。全般軟調相場が続けば、上場後の初値形成後の売りが一巡した後でも個別で直近IPOが再度物色される場面がありそうだ。今年のIPOに限定すれば、この日は7月15日に上場したLINE(3938)の上場来高値も印象的だ。モバイルメッセージャー・アプリケーション「LINE」に加えてMVNO(仮想移動体通信事業者)事業「LINEモバイル」など新たな戦略を打ち出していることも評価されている一因かも知れない。
ただ、LINE前の6月29日に上場したコメダホールディングス(3543)は初値の1867円を下回る1555円の安値を9月21日に付けている。IPOの中でも明暗が分かれている。

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