この日は地合い好転を背景に個別では材料に反応して値を飛ばす銘柄も目立った。その代表格は半導体製品の研究、開発大手である英ARM社とパートナー契約を締結したソフトバンク・テクノロジー(4726)だろう。英ARM社はソフトバンクグループ(9984)が約3.3兆円で買収したことは記憶に新しいが、買収当初はその価値が明確に見えてこなかった。今回、ソフトバンク・テクノロジーは自社の組込みOSや電子認証とその他IoT向けのセキュリティー、アプリケーションの開発及びビッグデータ分析等の技術と英ARM社のプラットフォームを連携させてIoTビジネスの開発を加速化していくことを表明している。これを契機にソフトバンクグループは幅広く連携を強化していくことが期待される。今回の発表でソフトバンクグループの戦略が見えてくれば株価の更なる評価に繋がるかも知れない。
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