話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞

この日は富士通(6702)がパソコン事業を中国のレノボ・グループと統合する方向で最終調整に入ったことが報じられた。レノボが過半を出資する形で両社が事業を統合する方向で、今月末の合意を目指すとしている。

富士通のパソコン事業は、国内市場ではシェア第2位ながら、格安の海外機種が定着するなかで、パソコンは儲からない事業となっていた。富士通ブランドは維持するものの、国内メーカーの存在感が低くなることは否めない。ただ、成長分野に資源を集中させる意味では富士通の戦略は評価されるべきだろう。
PCのみならずスマートフォンも中国企業などから低価格機種が積極的に投入されており、先行きPCと同じ道を辿る可能性もある。スマホに関してはアップルのiPhoneが絶大なブランド力を背景に高いシェアを誇り日本企業が部品で存在感を示しているが、この数年は低価格機種でも最低限の機能を搭載しており、新興国では低価格機種のほうが売り上げを伸ばしている。自動運転など新たな分野で数年でも早く日本企業は世界をリードする必要がある。

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