日本のITやハイテク企業の今後の戦略を占う
「CEATEC 2021 ONLINE」が10月19日から開催される。CEATEC(シーテック、Combined Exhibition of Advanced TEChnologies)は、毎年10月に幕張メッセで開催されるアジア最大級の規模を誇るIT技術とエレクトロニクスの国際展示会だが、コロナ感染拡大を受けて昨年からオンラインに切り替えられた。日本のITやハイテク企業の今後の戦略を占ううで注目される出展企業をピックアップした。
ソニーの電気自動車は進化?
シーテックは国内外で活躍するITとエレクトロニクス関連企業などが参加し、かつての家電やスマホなどの新製品発表会的な展示会から2016年以降は、Society5.0を実現する超スマート化社会に向けたIoTなどをキーワードにした幅広い製品や技術を公開する場になっている。
ソニーグループ(6758)傘下のソニーは昨年、米国ラスベガスで開催されたIT家電ショー「CES(セス)2020」で初の電気自動車「VISION-S」を発表し話題を集めたが、今回のシーテックでも「VISION-S」を公開し、車載向けイメージセンサーなどを公開、どこまで開発が進化しているか注目したい。
シャープは静電ホバータッチディスプレイ
シャープ(6758)はディスプレイに触れずに、指を浮かせた状態で操作できる「静電ホバータッチディスプレイ」を公開する。ディスプレイに直接触れることなく、指を浮かせた状態で操作できるのが特徴で、コロナ禍で、今回の技術の早期普及が期待される。
京セラはスマート無人レジシステム
京セラ(6971)はスマート無人レジシステムや無人自動配送ロボットによるロボットシェアリング型配送サービスを公開する。スマート無人レジシステムは物体AI認識技術を搭載した、画像認識型の無人レジシステムで、1台のカメラで重なった商品や果物など、複数の個体認識が可能という。
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