超過密日程で抜きん出る銘柄は?
年末のIPO(新規公開)シーズンは既にスタートしているが、20日から29日までの8営業日という短期間では実に28銘柄もがIPOとなる。マーケットのIPOへ流れる資金は無限大ではないうえ、超過密スケジュールが故にIPOの中でも需給面や業績を含めてより選別色が強くなる。仮に高初値が実現しなくても、成長力が高ければ、先行き人気化することは過去のIPOでも証明している。年末のIPOラストスパートで注目できそうな銘柄を選んでみた。
低初値でも成長性が高ければ・・・
今年の年末IPOは22日にリニューアブル・ジャパン(9522)を筆頭に6銘柄が同時公開、24日はタカヨシ(9259)を筆頭に7銘柄が同時公開となり、この数年で最も超過密な日程となる。その時々の地合いも少なからず初値に影響するだろうが、これだけの超過密だと全ての銘柄が高初値になる可能性は低く、高初値銘柄に資金が集中、仮に低初値でも成長性が高ければ、年明けに見直される可能性が高く絶好の買い場になる。
ラバブルマーケティングやエフ・コード
21日は4社同時公開となるが、マザーズ公開のラバブルマーケティンググループ(9254)がSNSアカウント運用、SNS運用支援ツールの開発・提供などのソーシャルメディアマーケティング事業を手がける業態から人気を集める可能性が高い。24日は7銘柄同時公開の中でマザーズ公開のエフ・コード(9211)が「CODE Marketing Cloud」等のCX向上SaaSの提供、DX戦略設計・実行支援、顧客獲得・育成等のマーケティング支援を展開、マーケットで話題となっているSaaSやDXに絡む業態から一歩抜きん出ている。
セキュアはAIを活用した技術を利用
27日公開のセキュア(4264)は法人向け入退室管理及び監視カメラシステムの提供等を行うが、AIを活用した技術を利用しており注目される。
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