話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞

自動運転の普及へ向けて国内外の企業がここへ来て連携や技術開発への取り組みを一段と活発化させている。既に一部の自動車メーカーではドライバーが常時、運転状況を監視する状態での自動運転機能を搭載しているが、ドライバーが監視不要の完全なる自動運転車の市販へ向けて様々な機能が実用化段階を迎えている。自動運転に関連する企業を再度チェックしたい。
業界を超えた連携が活発化
自動運転は米国運輸省道路交通安全局 や日本政府が自動化のレベルを設定しており、ドライバーが常時、運転状況を監視操作する必要があるレベル2、システムが要請したときはドライバーが対応するレベル3、完全自動運転をレベル4と定義している。既に8月下旬に発売された日産自動車(7201)の新型「セレナ」には国内メーカーでは初となる自動運転技術「プロパイロット」が搭載されているが、これはレベル2の自動運転とされている。
完全自動運転の実現へ向けて様々な技術が確立されているが今月13日には東芝(6502)が車載向け画像認識プロセッサ「Visconti4」を用いた自動運転システムを開発し、アイサンテクノロジー(4667)の高精度三次元地図や名古屋大学などと連携して公道での実証実験を開始している。東芝はその後、17日付でデンソー(6902)と次世代の画像認識システム向け人工知能技術の共同開発で合意しており、業界の枠を超えた連携が進んでいる。デンソーはトヨタ自動車(7203)や富士通(6702)との3社出資の富士通テンについて資本構成の変更を検討することを9月に発表しているが、これも自動運転の技術開発を加速化させるため。今後は自動運転に絡んだM&Aや再編の動きも活発化しそうだ。

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