選挙モードに突入【話題のテーマと狙える銘柄】

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参院選が6月22日に公示

夏の参院選が6月22日に公示になり、7月10日に投開票が行われる。衆院選とは異なり、政権選択選挙にはならないが、選挙結果次第では岸田内閣の政権運営に少なからず影響を与えることになる。選挙へ向けて各政党は政策を積極的にアピールすることになり、関連銘柄が話題になってくる。株式市場も選挙モードに突入することになる。

岸田政権を評価する選挙

岸田内閣は発足とともに衆院選が実施され、昨年10月に誕生した第1次内閣は日本の憲政史上最短命の内閣になっている。現在の第2次内閣発足から半年以上が経過したことで、今回の参院選は事実上、岸田政権を評価する選挙になりそうだ。

5分野に重点投資

政権発足当初は財政健全化優先のイメージが強かった岸田政権だが、先ごろ発表された骨太方針2022では経済優先のトーンが強まっている。「人」「科学技術」「スタートアップ」「(脱炭素などの)グリーン」「デジタル」の5分野に重点投資するとし、デジタル分野では5G網の拡大に力を入れるとし、ネットワーク構築に強みをもつコムシスホールディングス(1721)や通信計測器のアルチザネットワークス(6778)などが注目される。カーボンニュートラルなどの持続可能な社会の実現を目指すグリーントランスフォーメーションでは、岩谷産業(8088)など水素関連などが注目されよう。

子育て関連も

野党では立憲民主党は、物価高対策や教育の無償化などを柱にした政策を、日本維新の会も出産にかかる費用の無償化などを政策に掲げている。少子高齢化は深刻な問題だけに与野党問わず重要政策になろう。子育て関連なら幼児活動研究会(2152)、JPホールディングス(2749)などが注目されよう。

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