2月期企業1Q発表始まる【話題のテーマと狙える銘柄】

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しまむらを皮切りにスタート

6月22日のあさひ(3333)やしまむら(8227)を皮切りに2月期企業の第1四半期(3~5月)発表が本格的にスタートする。2月期企業は小売セクターが多く、コロナ禍から脱却し経済正常化へ向かうなかで、前年同期比で大幅な増益を発表する企業も増えそうだ。原材料高など不安要素があり、決算発表後に材料出尽くしで売られる可能性もありそうだが、好実態の銘柄なら押し目買いの好機になる可能性は高そうだ。注目銘柄をピックアップしてみた。

入国制限緩和効果は7月以降本格化

2月期企業では30日発表の髙島屋(8233)を皮切りに百貨店がまずは注目を集めよう。髙島屋は既に発表されている5月の月次売上高では総計で前年同月比57.3%の大幅な増収となっている。同じく30日発表のJ・フロントリテイリング(3086)も5月度は連結合計で同48.7%の大幅増収で、その中でも百貨店は61.8%の大幅増収となっている。外国人観光客の入国制限緩和の効果は7月以降本格化することから、決算発表の内容次第では上ブレ期待が高まりそう。

アパレル系では?

アパレル系では28日発表のパレモ・ホールディングス(2778)は5月の既存店で同31.7%増と4月の同8.6%増から伸びが加速している。7月7日発表のヨンドシーホールディングス(8008)は5月は既存店で同42.4%の大幅増収、8日予定のアダストリア(2685)も5月は既存店で同31.9%の大幅増収となっており、好決算への期待が高まる。

小売り以外では?

小売り以外ではリサイクル燃料が拡大しているダイセキ(9793)と傘下のダイセキ環境ソリューション(1712)が6月30日に発表を予定している。

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