最盛期迎える2Q発表【話題のテーマと狙える銘柄】

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好決算を発表する企業は?

今週以降、3月期企業の第2四半期決算発表が最盛期を迎える。ウイズコロナによる経済活動正常化や外国人観光客の入国規制緩和などが内需拡大を支援する一方で、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化や一時1ドル150円台を付けた急速な円安による原料高が利益を圧迫する。激変する国内外の経済状況に対応すべく、価格対応や新たな戦略をなどを打ち出した企業は通期予想を上方修正しており、今週以降、好決算を発表する企業は株価の位置を考慮したうえで注目していけそうだ。

トヨタやホンダは?

主要企業では、自動車で11月1日にトヨタ自動車(7203)、8日スズキ(7269)、9日にホンダ(7267)と日産自動車(4021)が発表する。トヨタに関してはサプライヤーを含めたコスト増は通期予想に織り込み済みで、決算発表では追加的なコスト増や生産体制について明確な方向性が示されるかに注目したい。ホンダについてもコスト増や生産動向は同様だが、第1四半期では二輪事業の好調が確認されており、これが更に伸びることに期待したい。

ゲームでは?

ゲームなどでは10月31日にセガサミーホールディングス(6460)とコーエーテクモホールディングス(3635)、ソニーグループ(6758)が11月1日、7日にスクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)、8日に任天堂(7974)が控える。各社ともダウンロード販売が好調で、任天堂はスーパーマリオアニメ化と連動する形でマリオ関連の新作にも関心が集まろう。

レーザーテックは31日

その他ではレーザーテック(6920)が10月31日、エムスリー(2413)が11月2日に控える。レーザーテックの会社前提は1ドル115円で、現状の円安では何らかの形で通期予想が修正されよう。エムスリーは製薬向けマーケティング支援などが好調に推移している。

 

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