自動運転レベル4実用化【話題のテーマと狙える銘柄】

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来年4月から導入

特定の条件のもとでドライバーがいない完全な自動運転となる「レベル4」について、警察庁が一定の条件のもとで認める新たな制度を来年4月から始める方針が伝えられた。自動運転については国内外の企業で開発が進められているが、安全対策は当然ながら、法的な整備が大きなハードルとしてのしかかっていた。今回、警察庁が具体的な条件を示して導入時期を示したことで、自動運転への技術開発と普及が本格的に進む可能性がでてきた。関連銘柄をピップップしてみた。

ドライバーの乗車が不要に

現在、自動運転は技術の進化に合わせる形で5段階にレベルが設定されており、前方に事故車両などの障害物があった場合など不測の事態が起きた際に対応できるようドライバーの乗車を義務付けた「レベル3」までが実用化されている。4月から解禁となる「レベル4」では事故を防止するために遠隔の監視装置を設置し、監視を行う担当者を配置すればドライバーの乗車が不要になるというもの。政府は2025年度をめどに、全国のおよそ40か所以上で巡回バスなどの自動運転による移動サービスを普及させることを目標にしており、今回の「レベル4」実用化が大きな鍵を握ることになりそうだ。

ホンダは世界初の技術を搭載

このような中で大手自動車メーカーではホンダ(7267)は人間の言葉やジェスチャーを理解して自動で走行する、世界初の技術を搭載した車の実証実験を11月から始めている。スマートフォンで待ち合わせ場所を伝えて、迎えに来るようにしたり、指を指した方向に向かわせることなどもできるという。

アイサンテクノロジーやヴィッツ

アイサンテクノロジー(4667)は中部国際空港島において、自動運転の社会実装を見据えた実証実験に参画、日本電計(9908)は先進運転支援システム(ADAS)試験支援を展開、ヴィッツ(4440)は自動運転/進安全シュミレーターの開発や組込セキュリティサービスなどを開発している。

 

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