話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞

かねてより上場接近が取り沙汰されていた自動運転技術を開発するベンチャー企業であるZMP(東京都文京区)が12月19日に東証マザーズへ新規上場することが決定した。自動運転の開発を主力事業とする企業の上場は初のケースとなり、各メデイアで上場接近が報じられてからは関連銘柄が再び物色される動きになっている。年末相場は自動運転が大きなテーマとして一段と話題になりそうだ。
ZMP上場が刺激
2001年に設立されたZMPはコネクテッド・カー向けインフォマティクスなど自動運転技術の開発や支援を幅広く行っている。主幹事証券はSMBC日興証券で、これまで様々な憶測が流れていた株主構成についてはフューチャーベンチャーキャピタル(8462)が5.53%にあたる240万株を保有、うち80万株を放出する予定で、15日にはストップ高まで買われた。その他、JVCケンウッド(6632)や マクニカ・富士エレホールディングス(3132)傘下の富士エレクトロニクスやコマツ(6307)が株主に名を連ねている。想定発行価格は760円、それに基づく上場時の時価総額はおよそ320億円であることが伝えられているが、12月9日に決定する公開価格に関心が集まりそうだ。ソニー(6758)とは「エアロセンス」、ディー・エヌ・エー(2432)とは「ロボットタクシー」、ハーツユナイテッドグループ(3676)とは「ZEG」をそれそれ合弁で設立しており、上場企業とは既に幅広く事業を展開している。これまでは東証1部への上場も噂されていたが、小ぶりな東証マザーズへの上場で人気化は必至の情勢だ。今回の上場により自動運転車の市販化に注力する大手自動車メーカーを含めて息の長いテーマになりそうだ。

Pocket