GWで浮上する旅行関連【話題のテーマと狙える銘柄】

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国内はコロナ禍以前にまで回復

4月29日から最大で9連休となるゴールデンウイークがスタートする。この数年間は新型コロナの感染防止から在宅で過ごしたり、近隣への旅行などが一般化していたが、政府がほぼコロナ禍以前にまで様々な規制を解除し、出入国における水際対策の緩和も急速に進めたことで、今年は国内外で観光需要が急拡大することが予想される。株式市場ではこれを期待して既に関連銘柄が動意付いているが、ゴールデンウイーク本格突入向けて今後は現実買いに以降することになろう。

国内旅行者数は53.1%増

JTBが4月6日にゴールデンウィーク(4月25日~5月5日)で1泊以上の旅行に出かける人の旅行動向見通しをまとめている。海外旅行についても3年ぶりに算出しているのが特徴で、国内旅行者数は2450万人と対前年53.1%増、2019年比較で2.0%増とほぼコロナ禍前水準にまで回復。海外旅行は20万人とし、コロナ禍前までの10年間の海外旅行者数平均約50万人~60万人と比較すると3割超にまで回復すると試算している。

国内旅行をメインとする企業が恩恵を享受

また旅行先では国内は中・近距離志向、海外の人気の行き先はハワイや韓国としており、国内旅行をメインとする企業が恩恵を享受し、海外旅行を手がける企業も最悪期を脱して回復へ向けての足掛かりを掴むことになりそうだ。

個別では?

国内旅行では菓子大手で土産やギフト用軸に地域限定菓子製販会社多数擁する寿スピリッツ(2222)、ホテルや旅館向けに予約サイトや会話ツール、決済システムを提供するtripla(5136)、 国内向けが中心で格安航空券予約サイト「スカイチケット」を運営するアドベンチャー(6030)などで、JR東日本(9020)やR東海(9022)、JR西日本(9021)、JR九州(9142)のJR各社も注目されよう。海外旅行ではエイチ・アイ・エス(9603)の回復に期待し、ネット専業の旅行会社である旅工房(6548)にも注目。

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