3月期決算発表本格化!【話題のテーマと狙える銘柄】

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任天堂やトヨタ、関西私鉄に注目

5月8日のゴールデンウイーク(GW)明けと共に3月期企業の決算発表が本格化する。既に半導体、電子部品向け切断・研削・研磨装置で世界トップを誇るディスコ(6146)は前期決算が従来予想から上ブレ着地したことを受けて決算発表後に株価が急伸した。8日以降に発表する企業も今期の業績見通しを含めて市場の期待を上回る内容ならば発表後に株価の割安感が高まることになろう。ハイテクはもとより、インバウンドで沸く内需を含めて注目企業をピックアップした。

任天堂はマリオ映画効果

GW明けでまず注目されるのは9日の任天堂(7974)、10日のカプコン(9697)、12日のスクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)と続くゲーム関連企業だろう。任天堂に関しては「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が4月のデビュー以来、3週連続の1位でアニメーション映画の公開3週目の成績としては史上最高を記録。映画のヒットで「マリオ」のブランド価値はさらに向上し、次期の業績予想が期待される。

カプコンはモンハン初のスマホゲーム

カプコンは旧作のダウンロード販売が安定収益になっているが、AR技術を強みに持つNiantic社とモンハン初のスマホゲーム「Monster Hunter Now」の9月リリースを発表しており、収益貢献への期待が高い。

トヨタ自の新経営体制効果は?

一方、全般上昇基調が続く中、軟調な株価推移が続く自動車ではトヨタ自動車(7203)が10日に発表を控える。前期ははロシア生産終了費用やスワップ評価損などで減益で着地した模様だが、今期は増益予想がコンセンサス。新経営体制での新たな情報発信も期待されている。

IRでは?

IR誘致とインバウンドで沸く関西私鉄では京阪ホールディングス(9045)が11日、近鉄グループホールディングス(9041)が15日に発表を予定しており注目したい。

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